知って安心 医療レーザー脱毛講座 vol.01

自己処理と医療脱毛の違い

一時的脱毛、医療脱毛。ともに正しい知識が必要です。

体毛は必ずしも不要なものではありません。社会の慣習や流行によって体毛がないほうが好まれている部位があるだけです。常に毛がない状態を保つためには、まず一時的脱毛を行いますが、時に皮膚を傷めることもあるため、レーザーなどの医療脱毛が選択されます。自己処理を繰り返すにしろクリニックで医療脱毛を行うにしろ、正しい知識が必要です。

レーザー脱毛が出た当初はレーザーが永久ではないと言われていた時代もありましたが、現在では医療レーザーはそういうことを言う人はほとんどいなくなりました。すでに何十万人の効果が証明されているからです。脱毛術は需要が多く、最新技術が研究されています。今後はさらにスムーズに医療脱毛がおこなわれる方法が開発されていくと思いますが、医学電気脱毛も当分無くならないでしょう。汗腺や皮脂腺を破壊したり、デザインして脱毛できるなど針にしかできないことがまだあるからです。当院ではレーザーだけでなく両方の良いところを取り入れて医療脱毛を行っています。

自己処理におけるデメリット

医療脱毛 使用方法・特徴
カミソリで剃る 剃った毛の断面は鋭くなっています。逆剃りは毛穴を傷つけ細菌感染の危険があります。
ピンセットで抜く 毛を毛穴と逆の方向に抜くと毛嚢炎を起こしやすくなります。
テープや機械で抜く 上記と同様に、炎症を生じる事があります。
脱毛ワックスや クリームで溶かす 敏感肌の人ではかぶれることがあります。使用上の注意をよく読むようにしてください。
脱色 毛が伸びると脱色効果はなくなります。定期的に繰り返す必要があります。

医療脱毛なら皮膚トラブルに悩むことはありません

医療脱毛が完成すると自己処理が不要のため、上記のようなさまざまな皮膚トラブルが改善します!ここでは医療脱毛の方法を紹介します。

絶縁針医学電気脱毛

電気脱毛絶縁針を用いた方法です。短時間の通電ですが多少痛みを感じます。氷で冷やして少し感覚を麻痺させながら行うのが普通ですが、麻酔テープや麻酔注射を併用することもあります。1本ずつ抜くため時間がかかりますがデザインや密度の調節が可能です。また、費用は時間で計算するため毛の量の多い人ほど費用がかかります。施術までに毛を少し伸ばしておく必要があります。

医療レーザー脱毛

針脱毛と違う点は1本ずつ処理するわけではないので処理時間が短い、痛みが軽い、毛を伸ばす必要がないなどの点がレーザー脱毛は優れています。1回あたりの費用も範囲で計算するので毛の量が多くても少なくても費用は変わりません。ただレーザーは、途中でやめると抜けやすいところだけ抜けて、均一に毛が減るわけではありません。また細かい部分は当てにくく、レーザーのため目の周囲はあまり向いていません。(レーザーから眼球を保護するコンタクトレンズやゴーグルが必要です)

医療脱毛の原理と特徴

レーザーが変える脱毛術

医療レーザー脱毛の原理は別の項目で説明しますが、レーザーが開発されたことにより、脱毛方法は画期的に変わりました。以前は脱毛といえば高価で時間がかかり、痛みに耐える忍耐力が必要でした。そのため一部の人しか行うことはありませんでした。現代では女性のワキの毛はほとんどの人が不要と考えていますが、医療脱毛をしていた人は少なかったのです。ところがレーザー技術が出現して以来、手軽に、安全に、安価に医療脱毛ができるようになり、レーザー照射を受ける人が急増しました。また、受ける人の年齢もどんどん低くなってきています。レーザー脱毛の永久化により早い時期から面倒なワキの毛の処理から解放される人が増えています。

医療脱毛の今後

レーザー機器は毎年進歩しています。ソプラノ・アイスの様に今までなかった蓄熱式の脱毛器も出てきました。永久脱毛は需要があるため研究開発が盛んです。今後ますます効果的で快適な脱毛が行われていくでしょう。