知って安心 医療レーザー脱毛講座 vol.02

毛の生える仕組み

毛周期とは?

毛は体の部分によって異なったサイクルで生え変わっています。これを毛周期と呼びます。毛の生える仕組みは今でも完全にわかっていませんが、レーザー脱毛や電気脱毛が1回で完了しないのは毛周期があるためと考えられています。毛周期についてくわしく見ていきましょう。

毛周期は成長期(毛が伸びる時期)、退行期(毛が伸びるのをやめる時期)、休止期(毛が容易に脱落する時期)に分かれます。成長期の初期には毛が伸びるときに毛根とよばれる皮膚のなかの部分も下方に延長します。成長期は人の体では頭が1~10年、手足は3~6ヶ月、陰毛は1~1年半、休止期は陰毛が1~1年半でそのほかは3~6ヶ月といわれています。

脱毛と毛周期

医療脱毛を行うためには、周期があることを踏まえ、毛が生えるのに必要な組織を破壊することが必要です。 まだどの部分が毛の再生に必要なのか特定されていません。しかしながら上部毛包の一部と毛球部を破壊すると脱毛できるということは経験的にわかっています。 レーザー脱毛も電気脱毛もこの部分を効率よく破壊することを目的にしています。 まだわかっていないこともありますが、周期のなかでも、おそらく成長期に毛包のある部分を破壊することで医療脱毛ができます。 当院では1ヵ月半から2ヶ月間隔で成長初期の毛を処理するようにしています。 個人差がありますが体毛は5~10回の間で終了される方が多いです。(顔の毛は10回以上かかる場合もよくあります)